マンツーマン英会話 NEXUS English の日記
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留学生の医療保険事情 アメリカ編
2016.03.15
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こんにちは。
NEXUS【ネクサス】Englishマンツーマン英会話よりネモトです。
子どものころから、じんましんに悩まされていたわたし。
若い頃、食べ物アレルギーと診断されたことはなかったものの
高度のストレス&日光(紫外線)アレルギーが原因の
じんましんと診断されたことがあったため、
アレルギー体質なんだろうなあとは思っていました。
留学したときも何度も、じんましんが出たときがあって、
英語でコミュニケーションも
ろくにできない状態でしたから不安でしたね。
まあ、その代わりと言っては何ですが、
じんましんやアレルギーの薬の名前は覚えました。
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アメリカに留学する場合、
留学生は、何らかのかたちで医療保険に加入することが
義務付けされております。
そして、
学校によってルールは違いますが、
自国で医療保険に加入してきたか否かに関わらず、
留学生は学校指定の医療保険に加入することを
義務付けられているところが多いかと思います。
大学指定の医療保険は、保険料が安い場合がほとんどなので、
お得と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、
Deductibleと呼ばれる自己負担分が
(例えば、Deductible $500のプランの場合、500ドルまでは自己負担)
思った以上に高かったり、(保険によって額面が違います。)
患者が毎回負担する金額(Co-pay or Copayment)が発生したり、
(Co-payもDeductible同様で、お持ちの保険プランによって額面は変わります。)
また、加入している保険会社指定の病院や医者だけに
診てもらえる制度になっているなど、
アメリカの医療保険制度は非常にわかりにくいです。
しかし一方で、日本の海外旅行保険には
ほとんどの場合、含まれていない
デンタルやメンタルヘルスなどが
カバーされる保険もあったりするので、
比較してみるのもよいでしょう。
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ちなみに、
アメリカに住んでいる人の多くは
日本と違い、ちょっとお腹が痛いとか
風邪かも?
などの理由で病院には行きません。
理由は、いくつかあると思いますが、
まず一つは、
医療費が高額なこと。
日本のような国民皆健康保険制度がなく、
健康保険未加入の人が多くいらっしゃいます。
2年前に施行されたオバマケアは、
”Patient Protection and Affordable Care Act”
訳:医療保険制度改革法
と呼ばれる改革であって、
どうやら、公的健康保険制度ではないようです。
オバマケアの日本語解説はこちら⇒http://www.huffingtonpost.jp/2013/10/16/obamacare-question_n_4106162.html
ただし、この度の改革により、
医療保険加入が国民に義務付けられ、
未加入者には罰金が科せられるようになったそうで、
今後色々と変わっていくと予想されます。
オバマケアにつきましては、
留学生には関係ないかと思いますので、今回は割愛いたします。
話を戻しますね。
さて、
州によって法律が違うアメリカですが、
私がいたネバダ州では、
予約なしで行けるクリニックがあちこちにあって、
医療保険の有無に関わらず、
誰でも利用できるようになっています。
ワシントン州の場合、
私がいたころは、小さなクリニックが
ネバダ州と比較すると少なくて、
病院に行く場合、
ER(Emergency room)に行かない限り、
訳:救命救急センター
予め予約をするのが通常でした。
酷いときは、予約が来週、来月までいっぱいです。
などと言われることもあり、
来月まで待ってたら自然治癒するんじゃないか
とか、
意味ないじゃん。。。
と思うこともありましたが、
現在は改善されているかもしれません。
これはあくまで私がいたころ(6年程前)昔の話ですので、
ご了承ください。
そんなわけで、
アメリカへ留学を予定されている方で、
英語にまだ自信のない方は、
日本で保険に加入してから渡航されるのがおススメです。
デメリットは一言で言って高い
メリットとしては、通常日本の保険は、
日本語サポート(電話)があり、
病院の予約から通訳の手配まで保険会社がすべてやってくれます。
そして、
医療に限らず、盗難等の補償をするオプションもあるので、
安心かもしれません。
ちなみにネモトはしばらくの間、AIU海外留学保険を利用していました。
また日本の海外留学保険は、アメリカの保険のように
Co-pay とか Deductible のような自己負担金がないのもよいですよね。
通訳に関しては、
日本の保険を利用していなくても
大きな病院であれば通訳を手配てくれる場合がほとんどです。
必要な人は聞いてみるとよいでしょう。
ただし、私の経験上、通訳を病院で直接頼むと
すご~く待たされます。(待ち時間:約5時間とか普通です。)
そして、当たり外れがあると言ったら
怒られてしまうかもしれませんが、
同じ通訳者の方でもかなり差があったりします。
まあ、ようは自分の英語力をあげて、
すべて自分で説明できるのが一番というところでしょうかね。
聞き取れるけどドクターにきちんと言いたいことが
伝えられるのか不安だという方も少なくないと思いますので、
やはり慣れるまでは、通訳を頼むか
あるいは、英語&日本語ができて且つ信頼できる人に
一緒に病院に行ってもらうのもひとつの方法かなと思います。
海外で、病気やケガになると、人は皆不安になるものです。
とくに長期で留学を予定している方は、
保険料は高いですが、
日本で海外旅行保険に加入して渡航されたほうが、
安心できるのではないでしょうか?
というお話でした。
それではまた。